2014年5月2日金曜日

ホームページ新しくしました

5月1日・・ホームページが新しくなりました(^^)

そのため、こちらのブログは、徐々に移行していきますので、
こちらへの投稿は、これが最後になります。

流れに従って生きるも 少しずつ移行していきます!

2014年5月1日木曜日

【 流れに従って生きる ACT10: この現場での私の存在意義は・・? -見学会の意義と役割― 】


ACT10  この現場での私の存在意義は・・? -見学会の意義と役割

 

 U様邸新築工事は、設計のウッチーさん・大工さん・そして私も含めて、高断熱高気密住宅というのが初めてでした。そのため、技術指導として鎌田先生はじめ、会沢さんや多くの新住協のメンバーが足を運んでくれました。私は、木造すら初めてだったので、完全におんぶにだっこ状態でした(^^;)。そんな状況になるのは、着工のときには薄々感じてました。

技術的には勉強させてもらえる「たんなる手配屋の現場管理者」・・になると・・。

 

そんなつまらない役回りは、性格上、嫌なので・・、私は、自分なりにその現場での自分の存在意義を考えました。

 

いろいろ考えて、出した結論は・・、

 

技術の根幹を身に着け、それを一般の方にわかりやすく伝えるような、

 

【今までにないアピール度抜群の構造見学会をする】

 

ということでした。

 

何故、そのような結論に至ったかと言いますと、その見学会には多くのメリットがあると考えたためです。

 

    一般の方に理解してもらうには、私自身がきちんと理解しないといけない・・という使命感が出来る。

    新住協は、フランチャイズのように多額のお金を積んだ工務店だけに技術を教えるのではなく、広く世の中に正しい技術を広めたい・・という理念がありました。そこで、工務店に技術の取得を促すには、まずは一般の方に、こういう高性能住宅が出来るんですよ!・・と情報を広めるのがいいのでは・・と考えました。

    当時のN建設(会社)視点からのメリットとしては、現場周辺が25年ほど前の分譲住宅地でちょうど建て替えラッシュの時期になっていましたので、ここで、猛アピールできれば次の家づくりにつながる可能性が高い。

    ちょうど2~3組の見込みのお客様がおり、別会社と競合していましたので、良いアピールになる。

    会社として有無を言わさず新在来木造構法を継続せざるをえない状況になる。

 

実は、この現場が終わったら、ポリシートを使った工法(新在来木造構法)は、N建設ではやらない方向で話が進んでいました。新しい技術を嫌がる上司の方がいたため、ポリシートを貼ることに抵抗感を示し、「いままでの隙間だらけの在来木造でいいのでは」・・という意見も出ていたのでした。

ただ、アピール性に乏しい住宅を造っていて、先々見通しの悪かったN建設にとって、この新在来木造構法で家づくりをやらせてもらっているのは「天がくれたチャンス」だと、私は勝手に判断したのでした。

 

会社には、表向き、③・④の目的で見学会を開催しましょう!提案しましたが、実際の大きな狙いは⑤にありました。

 

 

 

 見学会を成功させるのに、どうしたらいいか?私は、いろいろ考えて、まず現場を知ってもらう活動をすることを考えました。

 

上棟式です。

 

100人以上集めますから餅まきしましょう」

 

・・と、お施主様にお願いして、最近、仙台ではやらなくなった餅まき上棟式を計画しました。お施主様の息子さんにあたるウッチーさんからは、「100人なんて集らないよ」・・と言われましたが、「何とかして、にぎやかな上棟式にしますから」・・と無理にお願いをして、何とか了承をいただきました。もちろん、見学会成功へ、現場の認知度を上げる意図もお話ししました。ウッチーさんの設計受注にも可能性を上げる効果があるためです。

 

 

ちょうど目の前が幼稚園だったので、園児さんの思い出づくりにもなるだろうと思い、幼稚園の先生にお願いして、ご父兄の方に事前に餅まき上棟式の案内(かわいいイラスト入り)を配布してもらいました。

 

また、近隣の方々への現場へ関心をもってもらうため、餅まき上棟式のチラシを訪問して回りました。手渡ししながら、「ちょっと、この辺では見られない面白い住宅なんですよ・・」の一言も付け加えて。

通学路にあたる道端には数日前から、餅まき上棟式の看板を立てたり、とにかく人を集められる方法は色々考え、実行しました。

 

 とはいえ・・、まずは、この上棟式にどれくらいの人が来てくれるのか・・正直、不安でした。10人くらいだったら、せっかく上棟式を了承してくれたお施主様にも申し訳ない状況になりますし、見学会開催への会社の意欲にもマイナス影響がでてしまうのでは・・と考えていたのです。

 

 

上棟式前日・・

 

天気は、最悪の雪・・ガーン(;_;)・・・。

 

しかも・・めっちゃ寒っ・・(--;)

 

明日も、こんな天気だったら、上棟式すら出来ず、もちろん誰も来ない・・

 

当時は携帯電話で細かい天気予報などなく、

テレビの天気予報もざっくりとした確率の低いものでしたので、

雪と寒さに、私の心もドドーン・・と沈んでしまいました(--)。

 

その夜は、翌日の最悪のパターンを想像して寝つきが悪かった記憶があります。

 

 

 

上棟式当日の朝・・、

 

 

私はカーテンを開けて、目を疑いました。

 

 

快晴!快晴! しかも、暖かそう!

 

 

なんと・・前日の雪がうそのように、その日の天候は大急展開して、小春日和の快晴になったのでした。しかも、あったかい・・(^^)b。

 

上棟式の準備をしているときも、大工さんはじめ、ウッチーさん、お施主さま、会社の面々とも、「昨日の天気がウソのようだ!」と口々に言うほど、天気の違いに話が盛り上がるほどでした(^^)。

 

 

上棟式が始まる3時ころ・・、

どこからともなく子供たちや親御さんが集まりだしてきました。

 

そして餅まきをする時間・・、

 

道路には、ゆうに100人を超えたご近所の方がいました。

 

こんな運にも恵まれて、大風呂敷を広げて言った「100人以上集めますから・・」の言葉は、無事に達成することが出来ました(^^;)

 

 

餅まきは、盛大に・・にぎやかに・・大成功のうちに終了しました。

 

現場のアピール云々を跳び越して、そのときは、にぎやかだった上棟式、喜んでいただいたお施主さまに、ただただうれしく感じていました。

 

前日までは天気にヒヤヒヤしていましたが、その日は、お天気サマサマでした。

 

まだまだ私の運も終わっていないと感じる一日でもありました。

 

 

 *【流れに従って生きる】は毎月1日に更新していきます*

 

2014年4月24日木曜日

現場まわり 細かい細工 Huさま邸

内部の細かい造作が整ってきました(^^)。
 
ヒノキの天井板が
廊下からホールまで通っているように見せるための
アウトセット吊引き戸の角鴨居

こうすると天井が広い印象を持てますね!
 
 
天井の高さを変えているため
その差を利用したコーブ照明の細工です
 
 
 
階段手すりは、お客様のご要望で細い横桟です。
 
 
断熱施工だけでなく
細かい細工にも大工さんの丁寧さが頼もしいです(^^)

2014年4月10日木曜日

超緩勾配のリスク -その⑤-

 
超緩勾配屋根のリスクは、下記のホームページに移行しました
 
 



2014年4月1日火曜日

【 流れに従って生きる ACT9:偶然がかさなり、家づくりという「流れ」へ・・ 】


ACT9 偶然がかさなり、家づくりという「流れ」へ・・。

 

 RC造の小学校の現場も、「いろいろなエピソード」と「私の新たな成長」という思い出を残して、無事、春に竣工しました。
 
 

その年、N建設は「役所工事に頼りすぎている体質」を改善する目的で住宅部門を立ち上げる方針を打ち出しました。
 
私は、大きな箱もの建築より住宅をやりたいなぁ・・という思いもあり、その部署に希望を出して配属させてもらいました。



しかし、ゼネコンに家づくりを依頼する・・というのは敷居が高いのか、新築の受注の見込みもない前途多難な船出でした。数ヶ月間小さな改修工事の経験をしたのち、運命の展開がまたも訪れてきたのです。

 

 その年の秋ごろに、ウッチ―さん(仮称)から ご実家が家を建てるといことで、N建設に相談があったのです。
 
 これも、偶然なのですが、ウッチ―さんは私がN建設でアルバイトする直前まで、そこでアルバイトをしていた「N建設アルバイト組 腐れ縁」の1人なのです。
 
 そして、ウッチーさんは、東北大学建築学科という私の先輩でもあり「東北大学建築学科の腐れ縁」でもありました。
 
 そのウッチ―さんが設計事務所として独立することとなり、その第1号の住宅がご両親の家で、その工法が新在来木造構法だったのです。




初めてウッチ―さんが建築予定の住宅説明にN建設に来たとき、私とウッチ―さんとは実は初顔合わせでした。腐れ縁がいろいろあり、名前とエピソードは5年ほど前から聞くことはありましたが・・、機が熟したのか・・ようやくの顔合わせ・・となりました。




ウッチーさんは、これから始まるご実家の家づくりについて、「構造」や「高断熱高気密」の説明をとくとくとして、「これからの時代の住宅だと思います」と力説しました。私は、その住宅の説明を聞いているうち、無性に「この現場をやりたい」という思いに駆られました。

 
 
 

強烈な「流れ」を感じたのです。



 

翌日の住宅事業部でのミーティングで、私は、この現場をやりたいという「やる気」と「オーラ」と「目ぢから」を、当時の上司であるS工事長に出しました。誰が見ても、「私がやりたい」という・・・
「やる気満々」の雰囲気を醸し出しながら・・(^^;)。

 

ところが・・、
 
 
数日後のS工事長から言われたのは・・、
 
別の人が、Uさま邸の現場担当で、私は、小さい営繕工事担当という指示でした。
 
 
 
2年目という経験値を考えられたのか・・あまりにもあからさまに「やりたい」というオーラを出し過ぎたからなのか・・理由はわかりませんでしたが、肩透かしをくらった感じになり大きなショックを受けました。
 
 
E工事長だったら・・やる気を尊重して、違う判断をくだしてくれただろう・・と思うほど、そのときのショックは何故か今でも覚えているほどでした(;_;)。

 

私は数日間、腑抜けた状態で、次の営繕工事の準備をすることとなり、未練たらたらで悶々と日々を過ごしていました(--;)

 






 

・・ところがどっこい・・「捨てる神あれば拾う神あり」です。

 

 

 

Uさま邸(ウッチーさんおご実家)新築工事の地鎮祭2日前のことです。

 

 

 

私が担当するはずだった小さい営繕工事が、なんとドタキャン!。
 
 
 

・・と同時に、Uさま邸を担当する予定だった人の現場で、重大なトラブル発生で、
その処理に数週間の日数が掛かる!
 
 
・・という事件が、なんと「同じ日」に起きたのです。

 
 
 
 
 

このびっくりするような「大どんでん返し」で・・、

 
 
 
 

Uさま邸の地鎮祭の現場に立っていたのは・・

 
 
 
 
 
 

なんと、私なのでした・・(^^;)。

 

 

 
やっぱり、感じた「流れ」は正しかった・・。
 
私は、そのとき、強く思いました。
これが、新在来木造構法、そして新住協との長い付き合いになろうとは・・。
 

 

 *【流れに従って生きる】は毎月1日に更新していきます*

 

2014年3月22日土曜日

サッシの中に発泡注入完了 

仙台と名取の現場でサッシの枠の中への発泡入作業完了です!

日本でこの作業をしているのは、多分当社だけ・・という
ビックリ作業です(^^;)

仙台市の作業状況
 
 
 
名取市サッシの発泡注入完了(^^)
 
 
なぜ、発泡注入しているかといいますと、
「乾燥感のない住環境」は理想です。
 
当社は、乾燥感のない住環境が出来ております。
 
しかし、湿度が高いため、樹脂サッシでも結露が少し発生します。
 
 
それを抑える研究を何度も行って、
サッシの中に発泡注入する結論に至りました(^^)
 
これでも完璧ではないですが、かなり結露は抑えれます。
 
早く発泡注入しないで済むサッシが出てほしいです。
 
サッシメーカーさん頑張れ!ドイツのサッシに負けるな!
でも・・安くね・・(^^;)
 
***************
 
 
PS:ホームページの読者の方から、「発泡」 と 「発砲」 の 字が違いますよ・・。
 
と連絡がありました(^^;)
 
「発砲」では危険な会社ですねエ(@@;)
 
 
お電話をわざわざしていただきました
「一関市室根のばあちゃん」(←自称)
ありがとうぉぉぉぉ~(^^)b
 
 





2014年3月13日木曜日

建て方 順調

仙台市鶴ケ谷のMoさま邸です。

ほぼ骨格が終わりました(^^)

これから断熱施工がどんどん進んでいきます

 
使っている合板は根太レス合板です。
根太がなくてもよし・・とされている厚い合板ですが
 
最近は根太を455ピッチに入れております。
床の微妙な沈みを軽減する目的です(^^)
 
 
他社さんでは、写真の横材は1本も入っていないと思います。
もしくは910ピッチでしょうか・・。
 
それで、おかしいわけではありません。
当社が過剰なのかもしれません・・(^^;)

2014年3月12日水曜日

あいかわらず早朝出勤・・3月中旬

相変わらず早朝出勤は続いておりますが・・

3月も中旬だっていうのに・・なんで・・こんな雪・・(--;)

2014年3月10日月曜日

超緩勾配屋根のリスク -その④-

超緩勾配屋根のリスクは、下記のホームページに移行しました
 
 



2014年3月8日土曜日

クーラーさん

ドイツと日本に両方拠点を置いているクーラーアンドレアさんが
当社に来てくれました(^^)
 
キューワン住宅を建てつつ、パッシブハウス認定も取ってみようかな・・と
考えてまして・・(^^;)
 
そのご相談でした。
 
新住協のキューワン住宅と ファイスト先生が提唱するパッシブハウス・・
結局のところは、ほぼ同じことをしているので、その証明になればと思っております(^^)
 
 
夕方は、家族で招待パーティー
 
 
 
右側が、クーラーアンドレアさん。
昨年、ドイツに行ったとき、通訳 兼 旅行ガイドをしていただいた方です
 
これからアドバイザーとしてときどき来ていただくことになりました(^^)。
 
実験住宅はこれから考えます。

2014年3月4日火曜日

バルコニーまわりの正しい施工方法 〈追記〉

バルコニー床の正しい断熱施工は、下記のホームページに移行しました
 
 


2014年3月2日日曜日

TV撮影

昨日、新住協のTV番組制作のため、撮影が行われました。
当社OBさま宅で、鎌田先生を交えての解説シーンです(^^)

 
これまで、青森・秋田でも撮影が行われて、これが最後の撮影になります。
 
いよいよ編集が始まります!。
 
どんな番組になることやら・・
 
 
当社のホームページもいつになることやら・・(^^;)
(製作会社さんがあまりのボリュームに疲労困憊しているようですが、頑張って!)
 
 

2014年3月1日土曜日

【 流れに従って生きる ACT8:一流になるには一流を真似ろ 】


ACT8 「一流になるには一流を真似ろ」

 面白い専務と理解力のあるE工事長のおかげで2年ぶりにマンガのペンを持ち出した私でしたが、初めて「本に載る」漫画を描くことになったということで、大学のサークルで描いていた漫画とは、あきらかに意識が違ってきました。

わずか1ページ漫画でありましたが、その1ページの中で、読み手の立場になって笑わせなければならないという責任を感じました。サークルでの漫画は、いわゆる自己満足の世界なのです。

 

客観的な視点に立って面白い

 

これに慣れるまでは、かなり創作に苦しんだ覚えがあります。たった1ページの漫画が1ヶ月考えてもまとまらない。締め切り間近になってもまとまらない。そんな悶え苦しんだ中で、原稿ができるのはいつも締め切り前日なのでした。

意図的ではなかったのですが、何故かそうなってしまうのです。

 

こんなこともありました。

 

第2作目だったかと思います・・。

 

締め切り前日でしたので、夕方までに仕上げて提出する予定のまとまりかけの原稿を、朝一で、E工事長に見せました。自分の心の中にも、どこか妥協した点はあったのですが・・、遠藤工事長に「面白くない。描き直しなさい」と言われたのです。

 

私:「えぇ!今日の夕方締め切りなので無理ですよォ・・」

E工事長:「白鳥君。今日は、現場に出なくていい。現場は俺が全部やるから、ここ(現場事務所)で今日中に仕上げなさい」・・。

 

こんな上司って世の中にいるだろうか?

 

私はその日、本当に現場に出ないで昼飯も食わず、ものすごい集中力でストーリーを考え、漫画を仕上げました。

 

 

E工事長の評価は・・

 

 

おもしろい・・。

 

「合格」・・でした。

 

そこは漫画家のオフィスではありません。RC造の小学校の工事現場なのです・・。

 

 

この漫画づくりは、数ヶ月続きました。私が、E工事長から「もう俺に見せなくても大丈夫だな・・」と言われたのは、6作目くらいだっただろうかと思います。(ホームページには、この初期のシリーズは掲載していません)

この漫画を描くということを続けていて、現在の設計に役立っていることがあります。

 

   ひとつは、お客様の視点に立って、面白いプランかどうか・・という見方ができるようになったこと。

感動させれるプランか?もしくはストーリー性は持っているか?自己満足ではないか?など・・。

 

   二つ目は、締め切りが長くても駄目だということです。漫画もプランも2週間の時間をもらっても駄目なこともあります。もちろん、初期的なイメージ創作を考えれば時間は必要です。ただ・・「明後日までに仕上げないとアウト」・・という状況で、集中して創り出されるのが、実は一番面白かったりするのです。

大切なのは、『ものすごい集中力』なのです。

 

   三つ目は、「期待以上のものになっているか?」という見方です。漫画を描いてて感じたのは、相手が期待しているレベルを超えると、笑いや評価が格段に違うということです。

それに伴って、またハードルの高い「期待」と「依頼」がやってくるのです。逆に、期待した以下の出来上がりだと、手抜きを見透かされたり、話が冷ややかになったりします。下手すると仕事自体が消えますので、家づくりも同じだな・・と感じます。予算を把握しつつ、その中で相手が期待している以上の内容を提案できているかが、仕事に結びつくかどうかに大きく影響しているような気がします。

 

○ そして、漫画づくりを通して得たもので、住宅設計をする際に、私に何よりも大きな力を与えてくれているのは、E工事長の言葉でした。

 

 

漫画のアイデアに行き詰ったとき、E工事長は私にこう話してくれました。

 

E工事長 「白鳥君の描いている漫画のタッチは、誰かの真似か?」

 

私 「まぁ・・そうですねぇ・・。」と私はバツの悪そうな声で言いました。

 

 

E工事長 「それを、恥ずかしいと思うか?」

 

 

私「ん~・・・」

 

 

 

 

E工事長 「白鳥君・・

 

『一流になるには一流を真似ろ』

 

という言葉がある。

 

真似することが一流への近道なんだぞ!

 

真似することを恥ずかしいと思ったらだめだ!

 

どんどん真似しなさい!そのうち自分なりのオリジナルも生まれるから!」

 

 

私は、この言葉に目からうろこが落ちる思いをしました。それまでは、やはり真似することを避けたいという意識が働き、それが、創作の幅を狭めていました。しかし、この言葉を聞いてからは、真似ることを恥と思わず、むしろ、自分の肥やしにする・・という意識が働いています。

住宅の設計をしていくときも同じ意識です。雑誌や、実物を見て、いいと思う設計要素は、遠慮なくどんどん真似してみます。不思議なもので、真似してみると意外とすんなり自分の設計力のUPにつながりますし、そこから+αの独自性のアイデアも浮かんでくるのです。漫画も住宅設計もその点は同じで、真似をどんどんしていくと、必ず、そこから真似た要素+αのものが生まれてくるのです。多分、E工事長が言っていた「一流になるには一流を真似ろ」の真髄はここにあるのだろうと思います。

 

私の人生の格言の一つです。

 

『一流になるには一流を真似ろ』

 

 
***蛇足的な話になりますが・・***
 

この小学校の現場をやっているとき、こんなことがありました。

サッカーのアメリカワールドカップ予選で、日本はミラクルな快進撃!。初のワールドカップ出場は、ほぼ手中に収めているという状態でした。私は、サッカーが大好きなので、日本が初めてワールドカップに出るときは、何が何でも見に行きたいと思っていたのです。結局、日本は最後の最後「ドーハの悲劇」で、ワールドカップ初出場を逃したのですが、私の心の中では、悔しさ半分、ホッという感情が半分でした。さすがに、N建設に入社して、たった一年で辞める「流れ」は感じていなかったからです。もし、日本がアメリカワールドカップに出ていたら、かなり悩んで、会社を辞めていたかもしれません・・(^^;)。
この蛇足的な話は、後ほど生きてきます
 

 

 

 

 *【流れに従って生きる】は毎月1日に更新していきます*